2011年09月19日

2011年中間レビューと残り3.5ヶ月の抱負

2011年1〜4月は、健康面が大いに崩れて、スタートダッシュが大分出遅れた訳ですが、
なんとか5月からは持ち直し、現在に至るまで元気にやっております。
やはり健康を崩すと、脳裏をよぎるのは、
「人生は限られているので、後悔のないよう、自分の人生を生きよう」
という言葉です。

昨年末に決めた2011年の目標は以下の3点でした。
1.ブログ開設(経済関連)
2.勉強会等の積極参加
3.人間関係の交友を広げる(他業種との人脈)

1に関しては、年初早々に達成いたしましたが、ページビューに応えるほどの更新ができなくなったのが悔やまれます。
ツイッターがあると、思ったことを短文で書いてしまって、まとめて長文に書くモチベーションがなくなるということが原因の一つですが、
もう一つは、仕事の関係で5月からずっとエコノミスト業を離れて、経済情勢に疎くなっていたのもあります。
まあ無理のない範囲で続けていきたいですね(*´ω`*)

2と3は、震災後に勉強会を立ち上げることで、同時達成できたのではないかと思います。
あえて同世代中心でメンバーを構成しましたが、先日、ホームページを見た30代の人が参加して、いろいろご指導して帰っていったのはなかなか刺激的でした。
ですので、たまには異業種かつ異世代との交流を深めても面白いかもしれませんね。
(ただ、30代後半以上の異業種の人と仕事をすることが多いので、そこまでインセンティブは大きくなかったりしますが。)

さて、翻って世界経済の動向ですが、1月3日のエントリー「2011年の展望」
http://auauer.seesaa.net/article/178224421.html
では、「今年は欧州を中心に注視したいお!」と書きましたが、やはりという感です。
ユーロはもはや、幸せな結末なんて用意されていない修羅の道ですが、早急な債務再編など、痛みは最小限に留めてほしいものです。

年初の抱負を達成した上で、残り3ヶ月をどう過ごすかということですが、
最近読んだ本で、「良いアウトプットを出すには、インプットの絶対量がなければいけない」
みたいな良い話がありまして、全くその通りだと思います。
「点が線につながる感覚」と言いますか、色んなことor人を知ったり、経験してみると、
それが思いもよらぬところで活きてくるというのを、最近とみに実感しております。
そういう意味では、日常のcomfortable zoneを一歩離れて、自分の守備範囲外にもドットを打っておくと、
後々の展開に奥行きができて面白いのではないかと思います。

現在購読中の英エコノミストも、インプット量を今の4倍ぐらいに増やしたいなあと思いますし、
来月から(皆が勧める)中国語の勉強を始めてみようかなと思ったりもします。

あとは、平日は真面目に仕事に全力投球しつつ、
休日はなるべく日常を離れた経験をしてみたいと思います。
最後のが一番難しかったりするんですけどね。

それではまたヾ(*´∀`*)ノ
posted by あうあう at 10:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

[副産物]Changing Target

Economics focus
Changing target

Should the Fed target nominal GDP?
http://www.economist.com/node/21526886
◯記事の概要
・BernankeはPrincetonの教授をやっていた10年前、日銀の金融政策を痛烈に批判していた。
・しかし、実際にFRB議長となった後の政策運営は、名目成長率の実績を見る限り、ひどいものである。
・名目成長率の停滞は、政府や民間セクターの債務負担を増す。(∵ 税収や所得は名目ベースで決まる)
・Fedの政策目標を「物価の安定」から「名目GDP(NGDP)」に変更してはどうか、という提案がある。
・具体的には、名目4-5%成長を目標とする(潜在実質成長率が2-3%、多くの先進国のインフレ目標が2%程度であることが根拠)。
・景気後退が起こると、先に実質成長率が落ち込んで、遅れてディス・インフレが起こるが、NGDPを目標とすることで、迅速な政策対応が可能となる。
・また、原油価格高騰(技術革新)などの、負の(正の)供給ショックに対して、NGDPを見ていれば、インフレ率が乱高下しても、経済活動全体にとって中立的な政策運営ができる(イングランド銀行は、秘密裡にNGDPを考慮しているため、インフレ率が目標値(2%)を超過してもなお、引き締めに転じていないと見る向きもある)。
・こうした理論的なメリットにも関わらず、NGDPにターゲットを置くことには問題点がある。
・インフレターゲットでは、民間経済主体のインフレ期待にアンカーをかけることで、現実の価格(賃金)設定行動に影響を与える。
・一方のNGDPターゲットでは、期待にアンカーをかけることが難しい(GDP成長率は四半期ベースでしか捕捉できない上、GDPは日々の生活の中で実感できる概念でもない)。
・インフレターゲット採用国は、この20年間、マクロ経済環境の安定を実現してきた(少なくとも米欧は日本型のデフレをこれまで回避している。)
・人々が、中央銀行のprudenceとstabilityに不確実性を感じている中にあって、インフレ率以外を政策目標とすることの害は、益よりも大きい。

○感想&反論
・日本だったら、「新成長戦略(2010年6月)」に沿って、名目3%(実質2%)の成長目標とするのか。
・インフレターゲットの枠組みでも、景気後退が起これば、将来のディス・インフレを予見し、先んじて利下げを行うことは可能。足もとのインフレ率を目標値に一致させるような厳格な枠組みでもない限り、NGDPをターゲットにするメリットはあまりない。
・「米欧は日本型のデフレをこれまで回避している」としているが、FedもECBもインフレターゲットを正式には採用していない。日本は「物価安定の理解」において、1%程度のインフレ率を暗黙裡のターゲットにしているとも言える。
・中央銀行が物価に影響を与える一般的な経路は、コールレート操作⇒長期金利に影響⇒総需要の変化⇒需給ギャップの変化⇒物価の変化、であると思う。しかし、最近の米国・日本の経験を見ていると、「実需面の刺激」に至るパスがかなり弱くなっている印象。
・わが国の一部の国会議員や、リフレ派と呼ばれる経済評論家は、デフレの原因を日銀のせいにしているが、本当にマネタリーな要因なのだろうか。むしろ、潜在成長率が低下していることが真因であり、法人税減税や自由貿易協定の推進といった、サプライサイドの改革を通じて、民間企業が最大限活力を発揮できる環境を整えることで、需給ギャップを解消していかなければならないのではないか。

以 上
posted by あうあう at 23:16| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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